高級感がある印象で、梨地の彩色が美しい梨黒の仕上です。 丸みのある縦長フォルムの花瓶で、ひとつひとつ熟練した職人の手でつくられております。 梨黒仕上は、斑点模様に赤や緑を塗込み、梨地という金属粉で彩色をします。 仕掛けベラを使用し、斑点模様をつけていき、その上から色漆を重ねていきます。 そして、模様を均等に研ぎ出し、さらに漆で艶をつけ、ようやく完成します。 冷たい印象の金属粉を使いながらも、温かみも感じられる納得のクオリティです。 梨地仕上は気品がありどんなシーンにも馴染みやすくギフトにも喜ばれます。 安定感があるため背の高いお花や枝物の植物にも最適です。お花を最高に引き立て、玄関やリビングなどのとっておきのインテリアとなります。 新築祝いや開業祝いなどのお祝いギフトとして花束・ブーケと共に贈られるのもおすすめです。 また、たくさん塗り重ねていることから、昔は「津軽の馬鹿塗り」と言われていました。 もちろん、たくさん塗り重ねている分、丈夫で永くご使用いただけるものとなっております。 津軽塗のような技法は、全国的にも珍しく、カラフルで、堅牢優美なのが特徴です。 お手入れも簡単で、通常の中性洗剤とやわらかいスポンジで洗って頂き、 乾いた布で水気を軽く拭き取っていただくだけです。 弊社では製造から販売、卸を一貫して自社工場で行っておりますため、無駄なコストを省き、 この価格を実現させました。また、他社ではまねできないアフターフォローにも自信があります。
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