朱肉入 唐塗

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印鑑が用いられるようになる前は血判が使用されていました。血判とはその名の通り、自分の血を使って拇印を押すことです。 しかし、判を押すたびに血を流すわけにはいかず、代わりに疑似血液を使用するようになったのが朱肉の始まりと言われています。 自身の「肉」を切って判を押していたので、「肉」という字があてられるようになったというわけです。 別の説では、肉に似た色と弾力から朱肉という名前になった、とも言われます。 大きく分けて、「練り朱肉」と「スタンプ朱肉」があるかと思いますが、こちらはスタンプ朱肉のものとなります。 唐塗独特の模様を作るための、仕掛けベラ。(ハチの巣のように無数の穴の開いたヘラのこと) このヘラで絞漆(水飴のように固く、ねっとりとした、粘着性のある漆)で漆の凹凸をつけて、黄色い漆を塗込み、緑と赤で小さな円を描くように彩色をし、錫粉を蒔きつけ、蒔きつけた錫粉を固めるために茶色い色の透けた漆を薄く塗り、色漆を数回塗り、研ぎ出して仕上げる技法です。 津軽塗の中で最もポピュラーで、重厚さの中にも面白さが光る塗りです。また、仕上げ方は、色の組み合わせや仕掛けのパターンなどによって、発想力さえあれば無限大に広がります。 何回も塗り重ねていることからとても丈夫で永くお使いいただけますよ。また、贈り物にも最適です。 製造は全て弊社工房にて1つ1つ丁寧に手作業で仕上げております。 ご自分で使用するのもいいですし、ギフトにも最適な逸品となっております。 弊社では製造から販売、卸を一貫して自社工場で行っておりますため、無駄なコストを省き、 この価格を実現させました。また、他社ではまねできないアフターフォローにも自信があります。

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寸法:直径約8cm×高さ約2.2cm

※1つ1つ手作りのため、模様が写真とは若干異なります。

※カメラのフラッシュ等で色具合いが若干異なる場合がございます。

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