二段重 ロイヤルセピア

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重箱の歴史は古く、室町時代にまで遡ることができると言われます。 大名や武家は狩りや花見に出かける際、 蒔絵や漆塗の豪華な重箱に料理を詰めて、持ち運んだといいます。 津軽塗においても、当時制作された紋紗塗や錦塗の、 豪華絢爛な重箱が今に伝わっています。 ロイヤルセピアは、高級感がある印象の唐塗です。 仕上は、同系色の斑点模様に同系色の色で上げるという、上級テクニックが必要な塗りになります。 漆は、生の状態と硬化した状態では色具合が全く変わってきます。生の状態ではちゃんと色を合わせたのに、硬化させてみると全く違う色になってしまった。 なんてことはよくある事です。その時の気候、温度、湿度によっても仕上がりが異なってきますので、その時の状態に合わせ、顔料と漆の対比、湿度の調整等をし、 だいたいの仕上がりを想像しながら制作していきます。この塗りに関しては、一見シンプルですが、色合わせがとても難しく、またそれが価格にも反映されています。 仕掛けの道具を使用し、斑点模様をつけていき、その上からもう一色の斑点模様を重ねていきます。 そして、上げの色を数回塗り、模様を均等に研ぎ出し、さらに漆で艶をつけ、ようやく完成します。 上品な印象のロイヤルセピアですが、温かみも感じられる納得のクオリティです。 弊社では、下積みをしっかり重ねてきた職人が1つ1つ丁寧に仕上げております。 製造から販売、卸を一貫して自社工場で行っておりますため、無駄なコストを省き、 この価格を実現させました。また、他社ではまねできないアフターフォローにも自信があります。

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寸法:縦約16.8cm×横約16.8cm×高さ約10cm

※1つ1つ手作りのため、模様が写真とは若干異なります。

※カメラのフラッシュ等で色具合いが若干異なる場合がございます。

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    二段重 ロイヤルセピア
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