漆の温かさが手になじみます
津軽塗 ロイヤルブルーのボールペンです。 こちらは「ピュアモルト」という高級素材をしようしております。 ピュアモルトとは、樹齢約100年の厳選されたオークの巨木から作られたウィスキーの樽が50〜60年経ち、樽としての寿命を終えた樽材を素材にしています。 ロイヤルブルーは、高級感がある印象で、また、雅子様のお気に入りカラーとしても有名です。 ロイヤルブルー仕上は、同系色の斑点模様に同系色の色で上げるという、上級テクニックが必要な塗りになります。 漆は、生の状態と硬化した状態では色具合が全く変わってきます。生の状態ではちゃんと色を合わせたのに、硬化させてみると全く違う色になってしまった。 なんてことはよくある事です。その時の気候、温度、湿度によっても仕上がりが異なってきますので、その時の状態に合わせ、顔料と漆の対比、湿度の調整等をし、 だいたいの仕上がりを想像しながら制作していきます。この塗りに関しては、一見シンプルですが、色合わせがとても難しく、またそれが価格にも反映されています。 仕掛けの道具を使用し、斑点模様をつけていき、その上からもう一色の斑点模様を重ねていきます。 そして、上げの色を数回塗り、模様を均等に研ぎ出し、さらに漆で艶をつけ、ようやく完成します。 上品な印象のロイヤルブルーですが、温かみも感じられる納得のクオリティです。 弊社では、下積みをしっかり重ねてきた職人が1つ1つ丁寧に仕上げております。 製造から販売、卸を一貫して自社工場で行っておりますため、無駄なコストを省き、 この価格を実現させました。また、他社ではまねできないアフターフォローにも自信があります。